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パス系ドリル【Long Passing Drills Matter】
このドリルではロングパスの練習です。少ない時間で多くのボールタッチの機会があるので基礎を固めたい今の時期におすすめです。
ドリルの行い方
①このメニューは一つのポイントにボールを2球使用します。
②両端のプレーヤーがボールを持ちP1はP2に、P4はP3にパスをしてスタートします。
③P2とP3はそれぞれにリターンした後、位置を変えて次はP4からP2、P1からP3へとボールを受けます。
④この繰り返しでしばらくしたら外側と内側のプレーヤーを交代します。
⑤パスキャッチミスをしても効率性を考えて、追わずに新しいボールをどんどん使うことをお勧めします。
注意すべき点
・ミスを恐れて足を止めたり、ゆっくりとメニューをせずに常にパススピード、動きの速さを意識する。
・試合を意識した貰い方、もらった後の動きを考えて様々なバリエーションで行う。
発展:一年生に向けて
・一年生に向けてメニューを行う際はこの距離を縮めて行うほうが良いと思います。
・このメニューが上達してきたら近いプレーヤーにパスをして始めるのではなく、遠くの方のプレイヤーにパスをすることに変更しても良いと思います。(図で言うとP1がP3に、P2がP4にパスをする。)
コメント
良く知られたメニューですが、一工夫することで少ない時間でも効率よくボールをより多く触ることができるメニューになっているのではないかと思い紹介しました。引用した記事の筆者はロングパスについて、普段練習ではせいぜい13~18m投げることができれば良いのですが、試合、特に素早く正確な切り替えやカウンター攻撃をするためには18~30mくらいのロングパスをする技術が必要だ。と言っています。また動きながら長いパスをするためには正確なフォームが身に付いていないとできないと思っています。なので基礎を固める、フルフィールドオフェンスで得点したいチームにとってロングパスは必要になってくると思います。そんなときにこのメニューを使ってくれたら嬉しいです!
参考サイト
http://www.laxpower.com/laxnews/news.php?story=49852&page=1
この記事を書いた人
KomiyaTakayoshi