ラクロスInstagramアカウントのlacrosse_practice_menuから『オフボールの分解練習メニュー』をまとめてご紹介します。
BOXや認知という言葉がついている通りオフボールの動きに注力した練習です、練習自体ではなくとも動きの中から学べることがたくさんあると思いますので是非参考にしてください。
『BOX』とは…
ボックスラクロスのことで、日本で盛んなフィールドラクロスとは違って、室内の狭いコートで5対5で行われる。
より高度なスティックスキルやオフボールの動きが求められる。
投稿者の鈴木さんが重要視している『認知』とは
「認知」とは行動のプロセスの中で「(プレーを)実行する為に必要な判断要素を、正確に収集する」事であり、「物事をどのように捉えるか」に焦点を当てたものです。
正確な情報収集が出来ないと、プレーに関する判断・実行を正確に行えない可能性があります。
所謂プレーのミスは「認知・判断・実行」のどれかのミスに分類されますが、その初期段階を認知と呼びます。
ここから、練習メニューのご紹介です
なんと、鈴木さんからのコメントも頂いていますので練習を実際に取り入れる際の参考にしてください!
目次
2on0 Vカット
DFを剥がしてボールを受ける時に役立つ動きの練習
トップから下に降りた選手は、相手を押し込んだ後スピードの変化を加えてDFから距離を取る動きが出来ると尚良し。
取ってから早くシュートを打ててるのはgood。
2on1
複数の選択肢を持ってプレーする練習
最後のシューターは、DFがトップに気を取られ目を切った瞬間に裏を取れると脅威が増す。
動きに慣れてきたらDFの強度を高める。
Box 2on1
流動的な動きの中でバリエーションを身につける練習
パスの出し方に工夫があってgood。
もう少しシュートモーションまで見せられるとGも動かせるので、そこまで意識したい。
Box 2on2
エリアを限定することでスピードではなくテクニックで崩す練習
オフボールマンが動きを止めずにマークマンに近付いたり離れたらする事で、DFの意識を分散させている。
最後DFがホットに飛んだところで停滞せずにトップへと動き直し、味方のベクトルに入る事でシュートまで行ける。
またボールマンもDFが顔を下げずにキープする事で、ホットに飛んで来たDFを認知しロールが切れているのがgood。
4on3+2
オフボールの状況でスペースを認知&判断する練習
3本目の6番の選手はパスを受ける前に逆サイドを見て状況判断をしたい。
3men pick drill
流動的なパス&ゴーとピック&ロールの練習
2on2 mirror&seal
ピック以外の方法でズレを生み出すオフボールの動きの練習
2本目のオフボールマンは最後ピックに入ろうとしたが、ボールマンの動きに合わせてmirrorの動きをする事で邪魔にならず、オフボールDFがホットに飛ぶ事も抑止出来ている。
今回は「オフボールの動きを鍛える練習メニュー」についてまとめました。是非参考にしてください!