試合中一部分を切り取ると1on1があり、もう少し広げて見ると片サイドには上横下のOF VS スライド+DF二人の4on3の状況があります。
そこで今回は、1on1からの発展でハーフコートでの2on2や、3on2の練習を紹介します。
GBからの2on2
OFとDFを決めるのではなく、色と白チームが縦に交互に並びリストレ付近のコーチ(MG)から出されたボールを追って、ポゼッションしたチームがOFをするというメニューです。
※DFもATも関係なく、入ります。
OF側はGBを拾ったあとにすぐに展開する。近くにいるDFを抜き、もうひとりのDFをひきつける。もう一人はオフボールの動きでフリーとなりGとの1on1を確実に決めきる。
DF側はGBを拾われたあとの判断を早くし、ダブルを組むのか引いて守るのかをすぐに判断する。ゴールの位置であったり、仲間の位置の把握が大切です。
3on3 early offence drill(3on3 アーリーオフェンスドリル)
上の2on2と同様に、GBを追ってポゼッションしたチームがOFをします。
この練習では、ボールをトップ付近に置き、追わせることでより崩れた状況を作ることができます。
イメージとしては、裏(x)からのフィードが逸れた場合や下からの対角のパスが逸れた状況です。
ただし、OFメインの練習なのでいきなりクリアになることはしません。あくまでも最初のGBをポゼッションしたチームがOFします。ボールを転がす人は、どちらにもポゼッションのチャンスがあるように転がすことが重要です。
引用元:http://www.laxlibrary.com/lacrosse-content/3-on-3-north-carolina-early-offense-drill/
試合を考えると、1on1でオフェンスが一人抜いてもスライド(ホット)などがいます。そういう意識を持てば、抜いた後や抜くときの視野どりも変わってくると思います。
2on2や3on3など、その練習の始め方を変えれば、様々な状況の練習ができ、メニューの幅も広がると思います。
ぜひ練習に取り入れてみてください‼