【ラクロス】得点を量産する”スタンシュー”の撃ち方のコツ|立石真也選手

ラクロスyoutuberの AgoLaxChannelさんの動画から 『得点を量産する”スタンシュー”の撃ち方のコツ』について解説します。

『スタンシュー』とは…
スタンディングシュートの略称。両足を地面について立ち止まった状態で(standして)放つシュートのこと。
男子ラクロスでも女子ラクロスでも使えるスキル。

『立石真也選手』とは…
2020年シーズン慶應義塾大学の主将を務めている立石真也(たていし しんや)選手です
高校3年次にU22日本代表入りを果たし大学入学後は1年次から強豪慶應義塾大学でスタメンとして活躍.新人賞を獲得。
ポジションは点取り屋のアタック(AT)でプレーしています

◆スタンシューで意識していること

①捕ってから早く
フィードを捕ってからシュートを撃つまでの時間を短くすること
そのために、フィードをキャッチしてからクレードルするのではなく、キャッチの延長でクレードルして撃っている

②ヘッドを自分の体で隠す
ボールが出る場所であるクロスのヘッドを体で隠すこと
そのために、ゴーリーと自分の体とヘッドが一直線になるような位置にクロスを持ってくる

③自分の意志でゴーリーを動かす
ゴーリーの動きを見てコースを選択するのではなく、シュートの撃ち方でゴーリーを誘導すること
そのために、肩の位置と踏み出す足の位置を意識的に変えてゴーリーを誘導してその逆を付く位置にシュートを撃っている

④手首でコンパクトに撃つ
DFがいてプレッシャーを受けそうなときでもシュートを撃てるように手首でコンパクトなシュートを撃つこと
そのために、体幹部分を固定してクロスの振りと手首で撃ち分けている

◆ゴーリーを動かす極意

ゴーリーを動かすとは、ゴーリーにシュートコースを予測させることです
ゴーリーを誘導するのには縦と横のズレがあり、縦を肩の位置で横を踏み出す足の位置で誘導している

①肩の位置
ゴールに近い側の肩を持ち上げると上に、下げると下にそれぞれゴーリーを誘導できる

②踏み出す足の位置
ゴールに向かって踏み出す足をファーサイド側にするとファーサイド側に、ニアサイド側にするとニアサイド側にゴーリーを誘導できる
※ファーサイド…遠い側のゴールポスト

Low to Highの極意

クロスを体に沿わせるように垂直な軌道で振る
クロスを垂直に振ることでボールが浮き上がるような起動になるためゴーリーが止めづらい
地面に当たらないようにするためにはゴールに近い側の腕の肘を畳んでコンパクトに振る

【動画発信者のプロフィール】
AGO LAX CHANNEL(アゴラックスチャンネル)
鈴木潤一(Junichi Suzuki) Stealers所属、早稲田大学卒
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